硫黄山で噴火 火山活動活発化の可能性も
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気象庁は宮崎と鹿児島の霧島連山の硫黄山で19日午後3時39分頃、噴火が発生したと発表。気象庁は、噴火警戒レベルを「3」に引き上げ、火口から2キロの範囲では、噴石と火砕流に警戒するよう呼びかけている。
気象庁によると、噴煙は高さ約300メートル上がり、噴石の飛散は火口周辺に留まっているもよう。
硫黄山では、先月中旬頃から、山が隆起する地殻変動が起きていて、今週に入ってから1日に20回以上の火山性地震が観測される日もあり、火山活動が活発になっていた。
詳しいメカニズムは分かっていないが、昔から新燃岳の火山活動が活発化すると硫黄山で噴気が弱まり、逆に新燃岳の火山活動が収まってくると、硫黄山の火山活動が活発化する傾向がみられる。今後さらに火山活動が活発になる可能性もあるという。