“アート”で障害者の経済自立を目指す
グラフィックデザイナーのライラ・カセムさん。日本育ちのイギリス人のライラさんは、東京大学・先端科学技術研究センターで、研究員も務めている。現在は東京・足立区の障害福祉施設「綾瀬ひまわり園」を拠点に、障害者の社会参加と経済自立につながるアート作品の制作と商品づくりのプロジェクトを全国で展開している。
――ライラさん、このプロジェクトではどんなことをしているのですか?
まずは、アートをもっと活性化したいという施設の職員のみなさんと、1人1人に合ったようなアート支援をして、アートを活性化させて、アートの文化をつくって、そこからそのアートを商品にして、メンバーの賃金にするというような活動をしています。
――この写真にあるような?
そうですね。アーティストの方がテキスタイルにしたり、あるいは教育の現場で、生徒たちの中間役になって本をつくって売ったりとか、ジュエリーにして自己制作したりというようなことをしています。
【the SOCIAL guestより】