茨城県北部で震度5弱 原子力関連施設に異常なし
19日朝、茨城県北部で震度5弱を観測する強い地震がありました。
気象庁によりますと、19日午前8時16分ごろ、福島県中通りを震源とする強い地震がありました。震源の深さは93キロ、地震の規模を示すマグニチュードは5.4と推定されています。
この地震で、茨城の城里町で震度5弱、福島のいわき市や白河市などで震度4が観測されました。この地震による津波はありませんでした。
気象庁は、揺れが強かった地域では、念のため1週間程度、強い揺れに注意するよう呼びかけています。
原子力規制庁によりますと、東海村にある東海第二原発や福島第一原発、福島第二原発などの原子力関連施設に異常はないということです。
一方、JR東日本によりますと、東北新幹線の遅れは午前10時に解消し、首都圏の鉄道への影響はありませんが、常磐線などの一部で最大30分程の遅れが続いています。