東海村核燃料再処理施設 1兆円かけ解体へ
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大量の放射性廃棄物が貯蔵されている茨城県にある核燃料再処理施設について、約70年、1兆円かけて解体する「廃止計画」が認可された。
茨城県東海村にあるJAEA(=日本原子力研究開発機構)の核燃料再処理施設は、原発で使い終わった燃料からプルトニウムを取り出す施設で、1997年に内部の建物で爆発事故を起こし、廃止の方針がすでに決まっていた。
原子力規制委員会は13日、今後70年で約1兆円をかけて解体するとしたJAEAの「廃止計画」を認可した。
今後、施設の解体作業が始まるが、内部には高レベルの放射性物質を含んでいる廃液など約7万1000トンに及ぶ放射性廃棄物が貯蔵されていて、通常の原発の廃炉とは違う困難な作業が予想される。