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大阪大学 地震の影響で世界初の手術を延期

2018年6月22日 21:08

地震の影響で世界初の手術が来年度に延期される可能性が出てきた。

大阪大学の澤芳樹教授のチームは、iPS細胞を使って心臓の機能を回復させる世界初の手術を今年度中に行う予定だった。

澤教授によると、18日の地震の際、1例目の手術に使うiPS細胞が入ったシャーレから培養液がこぼれるなどし、iPS細胞の培養をやり直す必要があるという。

このため、準備が1か月から3か月遅れるおそれがあり、世界初の手術は、来年度にずれ込む可能性があるという。