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「ニコニコ超会議」に突撃! “リーゼント”マニア「恥じない生き方を」 “魚ヒレ”愛しすぎた女性の正体は?『every.特集』

2024年5月20日 12:05
「ニコニコ超会議」に突撃! “リーゼント”マニア「恥じない生き方を」 “魚ヒレ”愛しすぎた女性の正体は?『every.特集』

GWに行われた「ニコニコ超会議」。イベント開始前から大行列で、開場と同時に猛ダッシュする人たちの姿がありました。多彩なブースあり、フードコートあり、マニアフェスタあり。何が若者らを引き付けているのか? 尾花貴絵リポーターが突撃しました!

■会場外も熱気…2日間で12万人が

ゴールデンウイーク(GW)に行われた「ニコニコ超会議」。開場1時間前から大行列ができていました。この日の最高気温は27度です。

尾花貴絵リポーター
「千葉・幕張メッセにやってきました。人、人、人。会場の外は熱気であふれています。午前中にもかかわらず、ジリジリとすごく暑いです」

2日間で12万5362人(主催者発表)が駆けつけた、ニコニコ超会議。何が若者たちを引き付けるのでしょうか?

2018年には自衛隊が実物の車両を展示したり、2019年には官房長官時代の菅義偉前首相が駆けつけたり。毎回ニュースになっていますが、中で何が行われているのか、知っているようで意外と知りません。だから行ってきました!

■多彩なブース、コスプレイヤーの姿も

開場の瞬間を、会場の中から見つめていた尾花リポーター。シャッターが少し上がると、待ちきれない来場者たちの足元が見えました。「皆さん線ギリギリのところで待機してますよ。すごい!これは圧巻ですね」

そして、いよいよイベントスタート。何人もの来場者が会場の中へ駆け出しました。「え、走って向かってますよ。すごい勢い!楽しみっていうワクワク感がスピードに表れていますよ」と尾花リポーター。

いろいろなブースがあり、手を振って迎えてくれました。踊りなどのパフォーマンスを披露しているブースもあります。

尾花リポーターが「コスプレイヤーさんだ!おもしろい」と声を上げました。実写版のセーラームーンの格好をしている人は「リボンとかも自分で作りました」とのこと。尾花リポーターは「すごい! 再現度が」と舌を巻きました。

他にもかわいいガンダム、貴重なコラボであるドナルドとカーネル・サンダースなど、キャラになりきって楽しむ人たちの姿がありました。

■茨城県ブースではVチューバーが登場

茨城県も出展。昨年の都道府県魅力度ランキングで最下位だった茨城の魅力を若い世代に発信しようと、ブースを構えました。目玉は、県公認Vチューバーとのおしゃべり体験です。

Vチューバーの茨ひより
「尾花さん、こんにちは。国営ひたち海浜公園でネモフィラとコキアを見たり、袋田の滝で自然を堪能するのはいかがですか」

尾花リポーターは「次々にどんどん情報を教えてくれますね。これはすごい」と驚いた様子です。他には、独立行政法人JICA(国際協力機構)のブースなどもありました。

■戦前のマンホールに興奮した大学院生

奥に進むと、「マニアフェスタ」のゾーンがありました。

マンホールのふた、黒曜石、ハンバーグ、お茶漬け、食べ方など、いろいろなマニアが出展していました。今回で8回目のマニアフェスタ。ちょっとニッチでマニアックな嗜好を持つ人たちが、こだわりを披露します。尾花リポーターは、あるマニアを直撃しました。

マンホールのふたマニア
「韓国のマンホールのマニアです」

尾花リポーター
「どうして韓国に特化してるんですか?」

マンホールのふたマニア
「僕たち実は韓国・ソウル出身で」

マンホールのふたにハマってしまったという、金榮俊(キム・ヨンジュン)さん。「見た目は地味かもしれないんですけど、地面でもくもくと自分の役割を果たすのが魅力だなと思いました」と語ります。

東大の大学院で都市工学を専攻中の金さん。入試の時に、大学構内でとびっきりレアなマンホールのふたを見つけたそうです。

金さん
「東京帝国大学という戦前の昔のマンホール。これを見つけて試験どころじゃないなって思ったりしてて。無事受かったんですけど、一応。入ったとたん、これ見つけて」

■尾花リポーター、学ランデビュー?

次に出会ったのは、リーゼント・学ランマニアの矢板宏さん。尾花リポーターも「パッと見で何のマニアさんか分かりますよね」と言うほど、一目瞭然。矢板さんは365日、リーゼントヘアだそうです。

尾花リポーター
「どれぐらいの時間で(髪のセット)できます?」

矢板さん
「これは40分から1時間ぐらい」

尾花リポーター
「結構かかりますね。びっくりしちゃった」

矢板さん
「早起きして」

尾花リポーター
「女性よりも時間かかるんじゃないかって」

矢板さん
「そうかもしれないですね」

ブースでは学ランの試着も可能。実際に着てみた尾花リポーターは「すごい!けっこうシャキッとしますね。どうですか?初めて着ました」と、足を広げてしゃがむポーズを決めました。

矢板さんは「憧れた(漫画の)キャラクターたちに恥じない生き方をしなきゃなってので、気持ちがシュンと引き締まりますね」

■食べ歩いたハンバーグは4000食

尾花リポーターが「Tシャツ、ハンバーグです。SIZZLE!!って書いてありますね」と注目したのが、ハンバーグマニアの五島鉄平さん。「記録を始めてからだいたい今16年ぐらいで4000食ぐらいは食べてます」と五島さんは言います。

約4000食のうち、ほとんどがデミグラスソースのハンバーグだといいます。測量士として働く合間に食べ歩いているそうです。

every.特集』では2021年に密着取材。当時お昼に食べていたのもデミグラスソースのハンバーグでした。「やわらかいパテですね。このおいしいパテに、コクの深いデミグラスソース。相性がすごくいいですね。デミグラスソースは飲み物だね」。言葉に愛を感じます。

■ハラミ焼き肉丼、炒飯…フードも充実

ニコニコ超会議は、フードコートも充実しています。行列が絶えなかったのが、ボリューム満点の「九条ネギと黒煎り七味のハラミ焼肉丼」(1200円)です。

尾花リポーター
「こういうイベントでこんな本格的などんぶり食べられるんだっていう驚きとうれしさはありますね。やわらかっ…!ピリッとしたこの辛さがアクセントになっていて最高!」

牛ハラミは、200度の鉄板で5分ほどでさっと焼き上げます。ハラミのジューシーさと、スパイシーな黒煎り七味が相性抜群です。

シウマイでおなじみの崎陽軒は、台湾のパイナップルを入れた限定の「超 王蜜台湾パイナップル炒飯」(1000円)を展開していました。

「パイナップルが加わることで、すごくさわやかな風味とほんのり甘さがあるんですよ」と尾花リポーター。ゴロッとしたパイナップルの歯ごたえと、さわやかな甘みがアクセントになる一品です。

■ビンチョウマグロの胸びれでポーズ

「え、きれい!何ですかこれ?」。マニアフェスタで尾花リポーターが足を止めました。

「これは魚のヒレです。本物です」と、あるマニア。尾花リポーターが「ちょっと触ってもいいですか?」と尋ねると「ぜひどうぞ。もしよかったらこれで写真を撮っていただいても」と勧められました。

頭の上で角のように2枚のヒレを掲げたポーズを取った尾花リポーターは、「はじめてこんなことしますけど」と笑います。これはビンチョウマグロの胸びれといいます。

尾花リポーターが「こんなにいっぱいよく集めましたね」と言うと、魚ヒレマニアの女性は「銀座ですし店をやってます」。たくさんヒレが出るのも納得です。

■魚への愛、「命を大切に」という思い

後日、魚ヒレマニアの山辺恵美子さんが女将を務める「すし処 志喜」を訪ねました。大将お任せのコース(3種)が1万6500円から楽しめる高級すし店。厳選された旬のネタがそろう、江戸前のにぎりを堪能できます。四季折々の素材を生かしたおつまみも人気です。

店内にも魚ヒレが飾られていました。「魚を食べる以外で大切にする。できる限り魚を有効に使いたい。できる限り捨てるところのないようにしたい」と語る山辺さん。魚への愛と、いただく命を大切にしたいという思いからです。

魚の下処理は山辺さん自らが担当。その後、乾燥させたヒレをコーティングしていきます。

最初は反対していたという大将の吉村匡史さんは「今は快く応援しています。魚ヒレをきっかけに、魚ってとてもきれいだ、おいしいっていうふうに思っていただけると非常にありがたいですね」と言います。店ではキーホルダーなどにして販売しています。

■博物館マニアのおススメが松戸市に

マニアフェスタでは、博物館マニアにも出会いました。「全国の博物館を巡っています」と言うのは、博物館をこよなく愛す丹治俊樹さんです。これまで訪れた博物館は、9年半で約1200か所に上ります。

後日、おススメの博物館を案内してくれるというので千葉・松戸市にやってきました。尾花リポーターは入り口で、「『なつかしの歴史テーマパーク』って書いてありますよ。立派な門構えですね」。何が展示されているのでしょうか。

ここは昭和の杜博物館(第1・第3日曜日、第2・第4土曜日のみ営業)。昭和30年代の暮らしが忠実に再現され、黒電話など昔懐かしい品が展示されています。2010年にオープンし、今では4000点以上のアイテムがそろいます。

■旧国鉄の車両 中をのぞくと…?

丹治さんが「すごく珍しい車両があるので、ちょっと紹介したいと思います」と案内してくれた先には、かなり寂れた旧国鉄の車両がありました。「旧国鉄時代の(内部が)木造の車両なんですね」と解説します。

中をのぞいた尾花リポーターは、「今の電車ではないような作りになっているんですね」と驚きます。丹治さんが「壁とか見ても、ちゃんと木造ってことが分かりますよね」と言うと、尾花リポーターも「ちょっとヒビとか入っているのもね」と魅力を感じている様子。

丹治さん
「こちらは車掌車でしたので、貨物列車の後ろにくっついていたような車両ですね。当時どんな作業をしていたのか分からないですけど、そういうのを想像しながら見ると、またおもしろ味があると思いますね」

■オート三輪、アメ車…クラシックカーも

昭和の杜博物館には、クラシックカーが何台も並んでいます。丹治さんは「昔懐かしい、主に1960年代ごろを中心としたクルマがズラッと並んでいます」。尾花リポーターも「すごーい!かわいいですね」と目を輝かせます。

初代館長の吉岡光夫さんがクルマのコレクターだったことから、貴重な車がそろっているそうです。「やっぱり昭和の時代といえば、オート三輪。ちょっと運転してみたくなるような…」と丹治さん。

今回、特別に運転席に乗り込むことができました。尾花リポーターは「すーごい、タイトですね。もうちょっと優雅に乗りたかったんですけど…」。イメージと少し違っていたようです。

隣にはオープンカーのアメリカ車が並び、尾花リポーターは運転席へ。優雅に右手でハンドルを握り、左腕をドアの上に置きます。「かっこつけすぎ?」と笑ってポーズを決めました。

尾花リポーターは最後に、「丹治さんにとって博物館とは?」と質問。丹治さんは「生きがいでもあり、自分の人生に彩りを与えてくれるものですね」と教えてくれました。

(5月17日『news every.』より)