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東京医科大“裏口入学”文科省に報告

2018年8月7日 13:58
東京医科大“裏口入学”文科省に報告

裏口入学を巡る汚職事件で前理事長が起訴され、入学試験で女子受験生を不利に扱っていた東京医科大学の内部調査結果が、7日午後2時から公表される。

東京医科大学を巡っては、文科省の前局長・佐野太被告の息子を“裏口入学”させたとして、前理事長らが在宅起訴されているが、大学側は7日、入学試験のプロセスについての内部調査をまとめ、文科省に経緯を報告した。

関係者によると、今年の入学試験では、佐野被告の息子を含む6人の一次試験の点数が不正に加点されていて、加点は最大で49点だったという。また、二次試験では、全員の点数を一律で減点した後、男子受験生には最大20点の加点をする一方で、女子受験生や4浪以上の男子受験生には加点しないという不利な扱いをしていたという。

内部調査委員会は、7日午後2時から記者会見を開き、報告書の内容を説明する。