僧侶と外国人がネット上で大ゲンカしたワケ
寺や神社を参拝する人が宿泊できる施設「宿坊」。高野山の宿坊を利用した外国人客がネット上にマイナス評価を書き込み、それに対し僧侶が厳しい言葉で返信したことで、波紋が広がっている。
外国人観光客:「スタッフの対応がそっけなかった!」
お坊さん:「なぜフレンドリーに対応しなければならないんだ。何のためにここに来ているんだ!」
バトルを引き起こした僧侶は、アメリカ出身のダニエルさん。15年前に父の影響で仏門に入ったという。バトルの内容とは…
外国人観光客:「ベジタリアンフードは、今まで食べたことがある食べ物とはまったく違っていた。変な味だった」
ダニエルさん:「それは日本の精進料理なんだよ。この物知らずが!」
外国人観光客:「僧侶の生活について、英語でもっと教えてもらえたら良かったのに」
ダニエルさん:「もし僧侶の生き方に興味があるなら、頭を丸めて君も僧侶になるべき!」
年間140万人が訪れる高野山。ダニエルさんは寺にやってくる外国人の対応をするが、マナーの悪さが目立つという。
ダニエルさん「ここはホテルではなくて、信仰の場所ですので修行のつもりで来ていただきたいですね」
そのため、つい感情的に書き込みをしてしまったそうだが、ネット上では…
「宿坊って観光じゃないし、いわゆる宿泊施設とも違う」
「こんな暴言を吐くなんて、僧侶としての修行が足りない」
と波紋が広がっている。
ダニエルさん「反省しておりますし、坊さんとして感情を思いきり表に出しては格好悪いので、広い心で」
【the SOCIAL viewより】