沖縄 “辺野古移設反対”の大規模集会
沖縄で、アメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設に反対する大規模な集会が開かれた。
集会は、国が、辺野古への埋め立て土砂の投入を17日にも始めようと計画している中で行われ、主催者発表で7万人が参加した。
集会では始めに、3日前に急逝した翁長雄志知事に、黙とうがささげられ、知事の二男の雄治さんが、知事の生前の言葉を披露した。
故・翁長雄志知事の二男 翁長雄治さん「ウチナーンチュ(沖縄の人)が心を1つにして闘う時には、おまえが想像するよりもはるかに大きな力になると」
また、翁長知事が座る予定だったイスには、知事の帽子が置かれた。
参加者「県知事のオール沖縄として参加したいと思って、今日は来ました」
参加者「埋めることがありきの状態で、国が進めていることに憤りを感じますし、沖縄県民がこれだけ怒っているということを行動で示さないと」
集会では、辺野古移設の断念を求める決議文が採択された。