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防災の日 警視庁などが実践的な防災訓練

2018年9月1日 12:21
防災の日 警視庁などが実践的な防災訓練

「防災の日」の9月1日、東京では、警視庁などによる実践的な防災訓練が行われた。

東京・立川市で行われた訓練には、吉田尚正警視総監が視察する中、警視庁の特殊救助隊や各警察署の救出救助部隊など約80名が参加した。

西日本豪雨のような大雨による災害を想定し、ベルトコンベヤーを使って土砂をかき出したり遠隔操作で動かせる無人の重機を使って大木を取り除いたりするなど、被災者を救助する手順が確認された。

一方、世田谷区では、警視庁と神奈川県警、国交省などが合同で交通対策訓練を行った。東京湾北部で最大震度7の地震が発生し、東京と神奈川を結ぶ国道が事故でふさがれたとの想定で行われ、レッカー車などによる救援ルートの確保や、緊急車両の走行訓練が行われた。

警視庁は、各県警や関係機関との連携を強化し災害への対応力を底上げしたいとしている。