苫小牧市で階段から転倒、1人心肺停止
気象庁によると6日午前3時過ぎ、北海道で震度6強を観測する非常に強い地震があり、各地で被害が相次いで確認されている。
苫小牧市消防本部によると震度5強を観測した苫小牧市では午前5時現在、階段から転倒し、1人心肺停止の人がいるという。
また、厚真町消防本部によると、午前5時現在、震度5弱を観測した厚真町では、住宅5軒が倒壊し、倒壊した家には住民が取り残されているという。
さらに、胆振東部消防組合消防本部によると、震度6強を観測した北海道の安平町では、午前4時40分現在、40代女性が階段からおち、救急搬送されたという。
さらに、北進地区の道道の千歳鵡川線で土砂崩れが発生していて、道路の一部を塞いでいるという。
その他、ケガをしたという通報も多数はいっているという。
胆振東部消防組合安平支署によると、地震発生当初は「支署の事務所内も感じたことのないような縦揺れと横揺れで、ものが散乱し、何が起こったかわからず、原状復帰が無理な状況」だったという。現在、被害状況の確認を急いでいる。