「だじいな おらしせ」なぜ読めてしまう?
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『みまなさに だじいな おらしせ』
これ、なんと読めますか?実は「みなさまに だいじな おしらせ」の順番が入れ替わっているんです。続いてこちら――
『どやらき の リニュアールを おなこいました』
文字の並びが違っていても、読めてしまいます。
以下は、富山県の和菓子店が使用した広告文です。
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みまなさに だじいな おらしせ。
こたのび なかお せいげどつう が
ぜたっい に ばれない ように
どやらき の リニュアール を おなこい ました。
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読めましたか?どらやきの広告で使用したところ大反響になり、過去最高の販売数を更新したそうです。
なぜ順番が違うのに読めるのでしょうか?心理学ではこれを「タイポグリセミア現象」と呼びます。「どつうぶえん」のように、特に単語の中間は順番の違いに気づきにくいと言われています。
専門家「私たちは文章を理解するために内容を予測しながら捉えようとしている。特に黙読は理解することが優先されてしまうので、単語の中の文字が入れ替わってしまっても気付きにくいある種の錯覚だと思います」(慶応義塾大学・文学部 川畑秀明教授)
【the SOCIAL viewより】