出会いがある高齢者住宅 小学生も外国人も
大人も子どもも、集まった人がみんな「ハッピー」になれる高齢者住宅が神戸市にある。現地を訪ねた。
集まるみんながハッピーな高齢者住宅がある。お年寄りのそばに赤ちゃんがいたり、仕事をする若い人の姿もある。
この約20人が暮らす介護付き高齢者住宅は、基本的に誰でも出入りは自由で地域の人や近くの小学生など週に200人ほどの人が訪れる。
シェアオフィス代わりに仕事をしたり、仕事の間子どもの面倒を見てもらっていたり、学校帰りに遊びに来たりするなど目的は様々だ。
この高齢者住宅は“色々な人に会えて、交流できる場所がほしい”という地域住民の声を取り入れてできた。入居者の食事の準備が終わってからはキッチンが無料開放される。今では口コミで外国人観光客も訪れるようになり、高齢者と共に食事を楽しむこともあるという。
はっぴーの家ろっけん・首藤義敬さん「血はつながっていなくても近くの他人のコミュニティーが豊かであれば、日常というのは豊かになるよね、どの世代もということが伝えられたらと思っています」
【the SOCIAL lifeより】