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離れた場所つなぐ「VR会議」の可能性

2018年10月22日 17:15
離れた場所つなぐ「VR会議」の可能性

ゴーグルを装着して、虎ノ門のオフィスと渋谷にある会議室に座る人たち――バーチャル空間に集まって会議中です。

コントローラーを手にして操作。ゴーグルの側面にはマイクがついていて、ストラップにはスピーカーが埋め込まれています。声は発言された方向から聞こえます。うなずいたり、手を動かしたりすると、アバターも同調して、まわりの人と意思疎通ができます。

複数人での進行をスムーズにする特長もあります。手元のタブレットでブラウザを開いてから壁にはりつけ、みんなで見ながら調べ物をすることもできます。また、3Dの物体を出現させて、物の細部の情報を共有するという使い方も。他にもコントローラーで好きなところにメモがとれたり、それを自由に動かせたりもします。

KDDIでは今年の夏から一部の会議で利用を始めました。

「もちろん対面式で(会議が)できるならそれが良いです」「東京都内でも場所が離れていると往復1時間かかる」(KDDI 中馬和彦部長)

利用している中、思わぬメリットも――

中馬さん「内職しなくなるんです。かぶっているので比較的集中度が高い。良い副産物だと思っています」


【the SOCIAL futureより】

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