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橋げたに貨物船衝突 大規模な断水など続く

2018年10月24日 1:38
橋げたに貨物船衝突 大規模な断水など続く

山口県周防大島町と本土を結ぶ大島大橋の橋げたに貨物船が衝突した問題で、大規模な断水などが続き、町民の生活への影響が広がっている。

大島大橋は、貨物船の衝突で、送水管や光ケーブルが損傷し、22日夜からは全面通行止めになった。町内ほぼ全域で今も約9000戸が断水となっている。

大島大橋の通行止めについて、県は、24日午前7時から片側交互通行とすることを決めた。しかし、損傷があることから通行できる車両の重量などに制限が設けられる。

一方、橋に衝突しそのまま逃げたとみられるマルタ船籍の貨物船について、柳井海上保安署の捜査員が船に乗り込んで調べたところ、貨物船の船首に大島大橋と同じ色や形の部材が散乱していることを確認した。

船長も衝突を認めていて、海上保安署では引き続き事情を聞くことにしている。