絢子さん「晩さん会」始まる…所縁のドレス
29日に守谷慧さんと結婚した高円宮家の三女・守谷絢子さんの、一般の結婚披露宴にあたる「晩さん会」が30日午後6時から都内のホテルで始まった。
30日の晩さん会は、安倍首相をはじめ三権の長や皇族方、およそ70人が出席して行われている。皇族方は、皇太子さま、雅子さまをはじめ、絢子さんの母・高円宮妃久子さま、姉の承子さま、秋篠宮ご夫妻と長女の眞子さまも出席されている。
絢子さんはピンク色のシルクの生地にレースのイブニングドレス、守谷さんはタキシードを着用している。ピンク色のドレスの生地は、2015年に亡くなった守谷さんの母・季美枝さんから親交があった高円宮家に4年前に贈られたもので、カンボジアで作られたシルクだという。
守谷さんの母・季美枝さんと絢子さんの母・久子さまは長く親交があった。季美枝さんは、NPO法人の活動などを通じて発展途上国の女性の自立支援に熱心に取り組んでいて、この布は、そうした活動の中で、カンボジアで織られた布だという。
そして、レースは、今年8月に行われた一般の結納にあたる「納采の儀」で守谷さんから贈られたもので、守谷さんのタキシードもそのときに交わした生地で作ったものだという。
晩さん会では、安倍首相の挨拶に続いて、幼少の頃から絢子さんをよく知る皇太子さまが乾杯の挨拶をされる予定。
4年前に千家国麿さんと結婚した姉の典子さんの晩さん会でも皇太子さまが乾杯の発声をされた。その際には、小学生の頃に皇太子さまが典子さんと一緒にバイオリンの演奏をして、皇太子さまの練習が不十分で申し訳なく思ったというエピソードを話し、笑いを誘われていた。