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風疹の流行止まらず 予防接種を呼びかけ

2018年11月13日 15:59

今年の風疹の患者数は、去年1年間の患者数の20倍以上となり、風疹の流行が止まらない状況となっている。

国立感染症研究所よると今月4日までの一週間に報告された全国の風疹の患者数は、154人だった。今年の患者数は、1884人にのぼり、去年1年間の患者数93人の20倍以上となっている。

依然として、東京、千葉、神奈川などで患者が多い状況だが、愛知や大阪、福岡でも増加している。

また、男性の患者が全体の8割以上を占めていて、特に30代から50代が多く、予防接種を受けたかどうか分からない人が大半だという。

風疹は、妊娠中の女性がかかると赤ちゃんに障害が出る可能性があり、厚生労働省は、特に、妊婦のまわりにいる人に対し、予防接種を受けるよう呼びかけている。