被爆者 深堀 繁美さん(93)死去「長崎を最後の被爆地に」2020年の平和への誓いでも訴え《長崎》
2020年の平和祈念式典で「平和への誓い」を述べた被爆者の深堀 繁美さんが3日亡くなりました。
深堀 繁美さんは14歳の時長崎市飽の浦町で被爆し、きょうだい4人を亡くしました。
2019年、ローマカトリック教会のフランシスコ教皇が長崎を訪れた際には献花用の花輪を手渡す役割を務めました。
(深堀 繁美さん)
「長崎を最後の被爆地にとの思いを訴え続けていくことを決意し、平和への誓いと致します」
その翌年、8月9日の平和祈念式典で被爆者代表として「平和への誓い」を読み上げ、世界にメッセージを発信しました。
関係者によりますと3日、93歳で亡くなったということです。
通夜・告別式は長崎市のカトリック浦上教会で執り行われます。
最終更新日:2025年1月5日 14:31