大月市山林火災 枯れ草燃やした男性は東京消防庁の職員か
先月、山梨県大月市で発生した山林火災で、出火原因となった枯れ草を燃やしていた男性が東京消防庁の職員だったことが、捜査関係者への取材で分かりました。
山林火災は、先月26日に山梨県大月市で発生し、発生からおよそ1週間後の今月6日に消し止められましたが、山林およそ150ヘクタールと空き家など2棟を焼きました。
火事は山林近くの空き家を管理する男性が燃やしていた枯れ草の火が燃え広がったとされていますが、この男性が東京消防庁の30代の職員だったことが、捜査関係者への取材で新たに分かりました。
警察は任意で事情を聞いていて、男性職員は「想像以上に風であおられて火が広がってしまった」と話しているということです。
警察は森林法違反の疑いもあるとみて、出火原因の裏付けを進めています。
東京消防庁は「火災原因はまだ調査中のためコメントできない」としています。