日本でここだけのラッコたち 人気すぎて観覧1分ルールに変更 三重・鳥羽水族館「メイ」と「キラ」
ラッコの観覧時間が1人1分に制限されることとなった鳥羽水族館。入り口には観覧ルートの案内が設置されました。
早速ラッコプールに向かうと・・・平日にもかかわらず、多くの人が列を作っています。
並んでいたお客さんが続々と水槽の前へ。
目の前には、看板アイドルのメイちゃんとキラちゃん。
かわいらしく泳ぐ姿を一生懸命カメラに収めているお客さんたち。
「♪ピピピピ」とタイマーが鳴ると、お客さんが一斉に移動。
1分で次のグループに交代しなければなりません。
1983年に鳥羽水族館にやってきたラッコ。翌年には赤ちゃんが誕生して大ブームに。
ピーク時には、国内に122頭いましたが、繁殖が難しいうえに絶滅危惧種に指定されたことで輸入できなくなり、徐々に飼育数が減少。
今ではメイとキラの2頭だけに。
ルール変更前の3月14日、ラッコプールの前はこの人だかり!
お客さんの前で、コーン標識を持ってぐるぐる。
飼育員さんが投げるおもちゃを器用にキャッチ!
日本でここだけのラッコを見ようと訪れる人が増えました。
そのため、なるべく多くの人が公平に見られるよう、「1人1分」のルールを設けたのです。
お客さん:
「あっという間でしたね。みんなが見られるようにする対応は必要。仕方ないかなと思います」
【中京テレビ 「キャッチ!」 3月17日放送より】