豊洲市場の初せり 青森県大間産クロマグロ 史上2番目の高値2億700万円 東京 釣り上げた竹内さん「勝負になりそうな良い魚」「大間の一番マグロを続けたい」
豊洲市場の初せりは午前5時すぎから始まり威勢のいい掛け声が飛び交いました。
最高値をつけた「一番マグロ」は276キロの大間産クロマグロです。
銀座のすし店と豊洲市場の卸売業者が協力して1キロ75万円、1本で2億700万円の値をつけて競り落としました。
3億円を超えた2019年に次ぐ過去2番目の高値で大間産クロマグロが最高値をつけたのは14年連続です。
一番マグロを釣り上げたのは大間町の漁師・竹内正弘さんです。
竹内さんは一番マグロを2016年から3年連続で取ったこともある漁師で2018年には405キロの大物で最高値となりました。ことしの一番マグロは1月4日の朝、津軽海峡で釣り上げたということです。
竹内さんが一番マグロを釣り上げたのは2年ぶりで、通算8度目です。
竹内さんは報道陣の取材に「夢みたいだ とんでもなくうれしい」と喜んだ。釣り上げた時は「勝負になる良い魚だと思った」と振り返った。ことしも大間産クロマグロが最高値だったことについては「大間の一番マグロを続けていきたい」と日本一のブランドを守る意欲を語った。
<過去の「一番マグロ」1本の価格>
2024年…1億1424万円
2023年… 3604万円
2022年…1688万円
2021年…2084万円
2020年…1億9320万円
2019年…3億3360万円
2018年…3645万円
2017年…7420万円
2016年…1400万円
2015年…415万円
2014年…736万円
2013年…1億5540万円
2012年…5649万円