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沖縄 辺野古沖“岩礁破砕”巡る裁判で上告

2018年12月19日 20:04

沖縄のアメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設に向けた工事を巡る裁判で、沖縄県は、県の控訴を退けた二審の判決を不服として、最高裁に上告した。

この裁判は、普天間基地の名護市辺野古への移設を巡り、沖縄県が国による海上工事の差し止めを求めたもの。

二審の福岡高裁那覇支部は今月5日、県の訴えは、裁判の対象となる「法律上の争訟」に当たらないとして却下した一審判決を支持し、県側の控訴を退ける判決を言い渡していた。

この裁判は、海の埋め立て承認の撤回とは別に、海底の形を変更する「岩礁破砕」行為の許可を巡って争われているもの。