1枚百キロも…妙厳寺で鏡餅づくり 豊川市
愛知県豊川市の妙厳寺で正月用の鏡餅づくりが始まった。
豊川稲荷境内の典座寮と呼ばれる調理場では、25日早朝から約60人が集まって鏡餅づくりが始まった。蒸しあがった餅米は餅つき機で水をつけながら念入りにつきあげていった。
一番大きな鏡餅は1枚で約100キロもあり、数人がかりでさらしを巻いて形を整えなければならず、この作業は長年の経験と勘が大切だという。
豊川稲荷の鏡餅は26日までの2日間で大小合わせて約1000個を作る予定で、28日に本殿などに供えられ、新年に初詣客を迎えることになる。