「110番」の約2割が緊急性ない通報
1月10日は「110番の日」だが、去年1月から11月に受理した110番通報のうち、約2割が緊急性のない通報だった事がわかった。
警察庁によると、去年1月から11月に受理した110番通報は約836万件で、このうち約2割が緊急性のない通報だったという。
警察庁は、事件や事故などの緊急時は積極的な通報を求めているが、緊急ではない相談や苦情については、警察相談専用電話「#9110」の利用を呼びかけている。
緊急ではない通報の中には、「携帯電話が水没してデータが全部消えてしまった」「家の中のゴキブリをどうにかしてほしい」といった通報もあったという。
また、去年は、「平成30年7月豪雨」などの影響で災害関係の通報が前年同期比で30%以上増加し、9万3001件あったという。