春告げるシラウオ&ワカサギ漁、解禁 青森
青森県の小川原湖で春を告げるシラウオ漁とワカサギ漁が1か月ぶりに解禁され、漁師たちは今後の豊漁に期待していた。
小川原湖のシラウオとワカサギ漁は21日に解禁となり、漁師たちが朝早くから定置網や底引き網で漁を行っていた。
小川原湖のシラウオ漁とワカサギ漁は資源管理のため、春は3月16日~4月20日までが禁漁期間。この時期のシラウオは魚体が大きく、卵が入っているのが特徴で、ワカサギは脂がのってくる。
まだ水温が低かったこともあり、水揚げは少なく、初せりにかけられたのは、シラウオが57キロ、ワカサギが104キロだった。
小川原湖の漁師「例年に比べて少ないと思いますよ。場所を見つけて頑張ります」
シラウオが高値で1キロ2500円、ワカサギが高値で1キロ556円とまずまずの価格で取引された。
小川原湖漁協・蛯名孝雄係長「ワカサギ、シラウオという春を告げる魚と言われておりますので、ぜひ皆さん、いただいてみて、春を感じてもらえれば」
シラウオ漁とワカサギ漁は6月20日まで続けられる。