東京都議会の定例会が４日に開会し、これまで紙で配布していた議案資料に代わり、都議らがタブレット端末を使ってペーパーレスで審議を行うトライアルが始まった。

東京都議会では今回の定例会から、都議１２５人のほか小池都知事ら幹部にタブレット端末を貸し出し、これまで紙で配布していた大量の議案資料や説明文書をデータ化した。

４日の本会議では、さっそく小池知事らがタブレット端末を操作しながら資料に目を通していた。

端末のレンタル料など年間の経費はおよそ９７０万円で、都議会では、年間およそ６０万枚の紙を削減するほか、印刷などを行う職員の労働時間を減らしたいとしている。