2代目“ネコ駅長”「らぶ」天国へ 温泉街「観光大使」にも抜てき…駅と地域に活気与える 福島・会津若松市
福島・会津若松市にある会津鉄道「芦ノ牧温泉駅」の名誉駅長、8歳のオスネコ「らぶ」が、5日午後、永い眠りにつきました。
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名誉駅長の「らぶ」は、観光客に抱かれて写真を撮られたり、りりしい姿でホームの見回りをしたりしていましたが…6日、駅には黒い額縁におさめられた「らぶ」の写真が置かれていました。5日午後、永い眠りにつきました。
最後のお別れをしようと、多くの人が駅を訪れ、「『らぶちゃんに一目会いたいな』と思ったから来たんです」「涙がとまらなくて…」など、別れを惜しむ声が聞かれました。
「らぶ」は7年前に名誉駅長に就任し、全国から多い日には200人以上のファンが駅に訪れるほど人気者になりました。雪深い冬の日も毛布にくるまりながら列車を見送り、今年の節分には“豆まき”に挑戦していました。
近くの温泉街の観光大使にも抜擢され、駅と地域に活気を与えてくれました。
駅員
「本当に太く、流れ星のように輝いて流れていったなって」
後日、お別れ会が開催される予定です。