校舎被災…輪島市に“仮設小学校”建設検討 被災6校受け入れ
能登半島地震の発生から間もなく1か月。小学校の校舎が被災した石川県輪島市に、6つの小学校の児童を受け入れる仮設校舎の建設を検討していることがわかりました。建設候補地の1つとなっている小学校から中継です。
輪島市河井町にある河井小学校にいます。グラウンドには、連日、救助活動などにあたっている自衛隊の車両が20台ほど止まっていて、その宿営場所となっています。また、校舎も被災していて、児童の姿はありません。
輪島市内には9つの小学校があり、門前地区では今月24日から2つの小学校、また、町野地区では町野小学校が30日から再開し、すでに子どもたちの受け入れを始めています。
しかし、輪島地区にある6つの小学校はいずれも応急危険度判定で継続して使えないと判断され、授業再開ができない状態が続いています。関係者によりますと、6校の児童、およそ600人を受け入れる仮設校舎の建設候補地の1つとして、河井小学校のグラウンドがあがっていることがわかりました。
また、市の教育委員会によりますと、これらの児童については来月6日から、輪島高校の校舎を使って授業を再開するということです。
一方、輪島市門前町でも復興に向けた動きが進んでいます。門前グラウンドゴルフ場では31日朝、279戸の仮設住宅の工事が始まり、遊具の撤去と重機を使って芝を取り除く作業が行われています。
避難生活をする人「早く建ってくれればうれしい。プライバシーがないから早く自分たちだけで住みたい」「避難所生活もよくしてもらっているけど、やっぱり助かる」
震災から間もなく1か月。避難所での生活が続きますが、学校の再開など、徐々に日常が取り戻されつつあります。
輪島市河井町にある河井小学校にいます。グラウンドには、連日、救助活動などにあたっている自衛隊の車両が20台ほど止まっていて、その宿営場所となっています。また、校舎も被災していて、児童の姿はありません。
輪島市内には9つの小学校があり、門前地区では今月24日から2つの小学校、また、町野地区では町野小学校が30日から再開し、すでに子どもたちの受け入れを始めています。
しかし、輪島地区にある6つの小学校はいずれも応急危険度判定で継続して使えないと判断され、授業再開ができない状態が続いています。関係者によりますと、6校の児童、およそ600人を受け入れる仮設校舎の建設候補地の1つとして、河井小学校のグラウンドがあがっていることがわかりました。
また、市の教育委員会によりますと、これらの児童については来月6日から、輪島高校の校舎を使って授業を再開するということです。
一方、輪島市門前町でも復興に向けた動きが進んでいます。門前グラウンドゴルフ場では31日朝、279戸の仮設住宅の工事が始まり、遊具の撤去と重機を使って芝を取り除く作業が行われています。
避難生活をする人「早く建ってくれればうれしい。プライバシーがないから早く自分たちだけで住みたい」「避難所生活もよくしてもらっているけど、やっぱり助かる」
震災から間もなく1か月。避難所での生活が続きますが、学校の再開など、徐々に日常が取り戻されつつあります。