北海道で最大震度７を記録した胆振東部地震から６日で１年を迎える。大規模な山崩れが発生し甚大な被害を受けた厚真町から中継で伝える。

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去年の９月６日、最大震度７を観測した北海道厚真町にある吉野地区。地震によって約１キロにわたって土砂崩れが発生し、山裾にあった民家を襲った。吉野地区だけでも１９人が命を落とした。

吉野地区には５日に献花台が設けられた。山肌を見れば復旧工事が進められていることが分かる。しかし、地震の爪痕はいたる所に残っている。厚真町は米どころで、本来ならまもなく収穫の時期だが、いまだ作付けさえもできていないのが現状だ。

厚真町では、地震が発生した６日午前３時７分に黙とうがささげられた。また、６日正午にも、被害に遭われた方々へ向けた黙とうがささげられるという。