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東日本大震災から14年、各地で黙とう…犠牲者追悼の一日

2025年3月11日 16:12
東日本大震災から14年、各地で黙とう…犠牲者追悼の一日

東日本大震災から、きょう11日で14年。各地で黙とうが行われ、犠牲者を追悼する一日となりました。

午後2時46分、東日本大震災の被災地で、ささげられた祈り。

東日本大震災では1万5900人もの命が奪われ、いまだ2520人の行方がわかっていません。

また、避難生活などで震災に関連して亡くなった人は、3808人に上っています。

宮城・山元町 黙とうする人「(慰霊碑を触りながら)ありがとうね」

宮城・南三陸町民「みんな夢中でやってきたので14年も、あっという間に過ぎ去ったなという感じ」

仙台市で被災「この日だけは、忘れちゃいけない日だなと思って」

宮城・石巻市 父親を津波で亡くす「父親も流されて。あの時、一緒に行って『いいから、戻らなくていいから逃げよう』と言えば、生きてたのになって。それだけ悔やまれて」

宮城・気仙沼市 妻を亡くす「『あなたを忘れない』という、この言葉一つで14年間、生き抜いてきました。おまえを助けることができなくて申し訳ないと」

福島・浪江町 父親を亡くす「『家族みんな無事でやってます。見守っててください』と」

大規模な山林火災が発生した岩手県大船渡市では、母親のお墓参りをする人の姿がありました。

母を津波で亡くす「3月11日は避難所で、お参りできないのかなと思っていたが、きのう(避難指示が)解除になって、きょう来られた。母親がプレゼントしてくれたのかなというふうに感じています」

様々な困難に立ち向かいながら、歩みは続いています。

最終更新日:2025年3月11日 16:12