“ルフィ事件”狛江強盗致死 3人目の実行役「指示役に脅された」
指示役「ルフィ」らによる一連の強盗のうち、東京・狛江市で90歳の女性が死亡した事件の3人目の実行役の男の裁判で、男は「指示役からの誘いを渋っていたら、『人をさらうことも容易だ』と脅された」と話しました。
加藤臣吾被告は去年1月、仲間と共に、東京・狛江市の住宅に押し入り、住人の女性をバールで殴り、死亡させたうえ、高級腕時計などを奪った強盗致死の罪など、3つの事件で起訴されています。
3日の被告人質問で加藤被告は、闇バイトに応募し、強盗に加担した理由について、「指示役から『捕まるリスクはない。安心してください』と言われた。金銭苦だったので仕方ないと思った」と話しました。
また、狛江市の事件について、当初は誘いを無視していたものの、「指示役から『人数が足りないから行ってくれないか』と電話で言われ渋っていたら、『最悪、人をさらうことも容易だ』と脅された。実家の住所を教えていたので、家族に被害がでるかもしれないと怖くなり、参加した」などと述べました。