小泉環境相「ヒアリ、範囲を広げて対策」
小泉環境相は18日の定例会見で、東京湾青海ふ頭で見つかったヒアリについて、巣から女王アリが飛び立った可能性があると述べ、今後、調査範囲を広げて対策を進めることを明らかにした。
小泉環境相「繁殖可能な女王アリが飛び立った可能性ありとのこと。引き続き専門家の意見を聞きながら、周辺での入念な調査を実施して、定着防止に万全を期したい」
小泉環境相は、調査の結果、女王アリが50匹以上確認され、繁殖可能な一部の女王アリが飛び立った可能性もあることから、巣から数キロメートルまで範囲を広げて調査する考えを示した。
また、「定着した場合は人体や生態系への被害が出る可能性がある」として、速やかな対策を取るため近く関係閣僚会議を開くとしている。