東京オリンピックのマラソンと競歩の札幌開催は、１日のトップ会談で正式に決定される見通し。

協議は、先月３１日も行われ、懸案となっている追加の費用負担については、「東京都は負担しない」方向で最終的な調整が行われていて、１日午前中まで実務レベルの協議が続けられる。一方、東京都は、費用の負担ゼロなどを条件に札幌開催を受け入れる方針を固めた。

１日正午からは、コーツ調整委員長、小池都知事、森会長らによるトップ会談が行われ、ここで札幌開催が正式に決定される見通し。先月３１日夜には、大会関係者が集まる夕食会が開かれ、小池都知事は足早に会場を後にした。

一方、コーツ調整委員長は「明日は良い日になる」と話し、「結論を出せるか」との質問には、「当然だ」と答え、東京都から同意を取り付ける自信をのぞかせた。