愛子さま、初の単独地方公務で佐賀へ 園児とふれあい笑顔
天皇皇后両陛下の長女・愛子さまが、初めてお一人での地方公務に臨まれています。訪問先では、幼い子どもに歩み寄り、笑顔で声をかけられる場面もみられました。
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到着の1時間半前、多くの人が詰めかけた午前10時ごろの佐賀空港。
──こんなに普段、人が集まることある?
「全然ですよ」「1人2人歩いているかなって感じ」
そして11日午前11時半、「国民スポーツ大会」を観戦するため、佐賀県に到着された愛子さま。知事らの出迎えに笑顔で応じますが…
「少し緊張しておりますが、2日間どうぞよろしくお願いいたします」
初めてのお一人での地方公務のためか、少し緊張されたご様子。
それでも空港を出発される際には…
「愛子さま~!」
かけつけた人たちに笑顔で手を振られていました。
「ほほえみを見ただけで、言葉にはできないですが癒やされました」
名前が同じ「愛子」だという女性は…
愛子さん
「かわいい。お人形さんみたい。顔小さいね、きれい」
佐賀県庁では、幼稚園児ら約20人が出迎え、愛子さまは腰を落として、にこやかに声をかけられました。
愛子さま
「何歳ですか?」
園児
「5歳!」
「6歳!」
午後3時には、「国民スポーツ大会」の陸上競技を観戦。スタッフから説明を受けながら、女子三段跳びの競技では、観客とともに手拍子をされる場面もみられました。
最後に訪問された佐賀城本丸歴史館では、ご自身が就職した日本赤十字社の創設者「佐野常民」を題材とした寸劇を鑑賞されました。
沿道にかけつけた人たちに、やさしく手を振り続けられた愛子さま。
子どもたち
「ずっとこう(お手振り)してた」
「めっちゃ笑顔、きれいだった」
12日は、柔道競技の観戦や、伝統産業の手すき和紙工房の視察などが予定されています。
(10月11日放送『news zero』より)