無修正のアダルトビデオの動画をサイトに配信したなどとして、映像制作販売会社社長の男らが、警視庁に逮捕されていたことがわかりました。

捜査関係者によりますと、映像デジタルコンテンツ制作販売会社「グラビジョン」社長・林宗平容疑者（61）ら5人は2024年夏ごろ、東京・板橋区の会社事務所で無修正のアダルトビデオの動画データを複数回保存し、インターネット上で不特定の人が閲覧できる状態にした、わいせつ電磁的記録等送信頒布の疑いがもたれています。

林容疑者らが制作したアダルトビデオの動画はモザイクがかかっておらず、女性の体にペンキを塗るなどしていたとみられ、自社で運営しているサイトで配信していたということです。

2024年10月に、会社の家宅捜索を行った警視庁は、アダルトDVDおよそ2400枚などを押収して、捜査を進めていました。

林容疑者らは、2023年～2024年の2年間で3億円以上を売り上げていたとみられ、警視庁は詳しい経緯などを捜査することにしています。