MLB・マリナーズなどで活躍したイチロー氏が日本時間22日、アジア人初となるアメリカ野球殿堂入りを達成。発表の瞬間まさかなことが起きていたとイチロー氏が明かしました。

野手史上初の満票での殿堂入りも期待されていましたが、わずか1票足らず、393票を集め得票率99.7％。それでも日本人だけでなくアジア人初の殿堂入りの快挙となりました。

イチロー氏は「この日を迎えるということは、2001年に僕がMLBへ挑戦した時にはおそらく地球上の誰も想像できなかったと思う」と語ります。「振り返ると多くの出来事があって、良いことだけでなく苦しいこともあったけれど、最終的にここに一歩ずつ近づくことができた。そしてこの日を迎えられることは、言葉では言い表せないほどの気持ちです」と自身の快挙を喜びました。

殿堂入りは電話で通達されるということでイチロー氏は予定されていた現地時間2時15分から待機していたといいます。しかし「15分過ぎても電話がなかったので、これ（殿堂入り）無いんじゃないかと不安になった」とコメント。「実際に電話で報告を受けて、すごくうれしかった、やったというよりホッとしたという気持ちが強かった」と当時の心境を明かしました。

殿堂入りが確実視されていたイチロー氏ですが、まさかの裏話を明かしました。