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「永遠に完成しない。」開園40周年の東京ディズニーランド 変わらないものと“進化”のワケ

2023年5月8日 19:45
「永遠に完成しない。」開園40周年の東京ディズニーランド 変わらないものと“進化”のワケ

今年、東京ディズニーランドは開園40周年を迎えました。アトラクションやグルメなど開園当時からあるものも、40年の時を超えて様々な“進化”を遂げていました。それぞれの“進化”のワケを、日本テレビの忽滑谷こころキャスターが取材しました。

   ◇

キャスト
「こんにちは! 40周年の東京ディズニーランドへようこそ。いってらっしゃい!」

“夢と魔法の王国”、東京ディズニーランド。今年で開園40周年を迎え、パーク内はお祝いムードに包まれています。

1983年の開園以来、多くのゲストを楽しませている東京ディズニーランド。ウォルト・ディズニーの言葉「ディズニーランドは永遠に完成しない。」の通り、40年前から変わらないものや、“進化”したものがあります。

忽滑谷こころキャスター
「あいにくの天気なんですが…でも、ここに来るとやっぱり、わくわくしますね。小学生の頃、ディズニーに親子で何組かで来てました」

そこで、普段は「news every.」のスポーツコーナーを担当する忽滑谷こころキャスターが、オリエンタルランド広報部の津福和加子さんとともに、“進化”をたどります。

忽滑谷キャスター
「見渡すと、象徴的な『スペース・マウンテン』、ありますね!」

「スペース・マウンテン」は、「ビッグサンダー・マウンテン」や「スプラッシュ・マウンテン」と並び“3大マウンテン”と呼ばれるアトラクションです。(4月17日~6月21日までは休止)

オリエンタルランド 広報部 津福和加子さん
「実は40年前から変わらず、この形であるんです」

40年前の東京ディズニーランドの地図にも、スペース・マウンテンは描かれています。特徴的な大きな白い屋根やエスカレーターなど、外観は今とほとんど変わっていませんが、内観やロゴ、夜のライトアップなどが“進化”しました。

オリエンタルランド 津福さん
「2007年に1度、リニューアルがあって、体験していただける内容が少し変わったのです」

忽滑谷キャスター
「これは、ずっと残るものなのですか?」

オリエンタルランド 津福さん
「実は2027年に、全く新しいスペース・マウンテンになる予定です」

現在のスペース・マウンテンに乗れるのは来年まで。大規模リニューアルをして、2027年に新しく生まれ変わるということです。

   ◇

40年前からあるのは、アトラクションだけではありません。

忽滑谷キャスター
「なんだか、このエリアはいいにおいがしますね」

オリエンタルランド 津福さん
「こちらが『カフェ・オーリンズ』というお店です」

忽滑谷キャスター
「すてきな建物!」

「カフェ・オーリンズ」は開園当時からある店舗。内観やライトなど、当時と変わらず今も残っています。現在、「ケイジャンシュリンプクレープ」(650円)など3種類のクレープを看板メニューとして提供しています。人気のクレープを食べてみると――

忽滑谷キャスター
「クルトンらしき、サクサクしたものが入っていて、食感も楽しいです。エビもぷりぷりです! (クレープは)いつ頃からあるのですか?」

東京ディズニーランド マスターシェフ 大高誠さん
「クレープ自体は『カフェ・オーリンズ』ではオープン当時から販売しています」

なんと、40年前からクレープを提供しているんです。当時はお皿で提供していたといいますが…

東京ディズニーランド マスターシェフ 大高さん
「食べ歩きという楽しみもありますので、“ワンハンド”で召し上がってもらえるように工夫して、このスタイルになっていった、という経緯があります」

   ◇

取材日は、あいにくの雨。そんな中で見つけたのは…なにやらデッキブラシをもつキャストの姿が。

忽滑谷キャスター
「気になっちゃったんですけど、何かやっていますよね?」

近づいてみると…地面には落ち葉でつくられた“ミッキーマウス”がありました。

忽滑谷キャスター
「ミッキーだ、すごい! 落ち葉で?! 風も強いし、葉っぱも落ちちゃっているな…と思ってましたけど、こういうの見られるんですね!」

オリエンタルランド 津福さん
「そうなんです、これもサプライズになりますね」

忽滑谷キャスター
「かわいい!」

パークのあちらこちらで、“おもてなし”の精神で楽しませてくれるキャストたち。ここにも進化が…。

ゲスト(来場者)がキャストに誕生日であることを伝えると、「バースデーシール」をもらうことができます(バースデーシールを洋服などキャストから見えるところに付けると、キャストからお祝いの声かけを受けることができます)。現在は、このシールも「40周年」仕様のデザインに。実際にシールをもらったゲストに話を聞きました。

忽滑谷キャスター
「いろいろな人にお祝いしてもらって、どんな誕生日になりますか?」

ゲスト
「すごくうれしくて、幸せな気持ちになります」

バースデーシールを渡すようになったのは2001年からで、「もっとコミュニケーションをとりたい」という思いから始まったといいます。

40周年を迎えた今では、パークの様々な場所に飾られている色とりどりの「ガーランド」をモチーフにしたシールなども誕生しました。

ゲストとキャストが、よりつながるように“進化”。たくさんの笑顔と思い出を…これからも“進化”は続いていきます。

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