廃棄野菜で作ったクレヨン 口入れても安心
野菜の名前がついたクレヨン。
ゆきにんじん、りんご、カシス、むらさきいも。多くが青森県の野菜を原料としています。規格外のものや出荷する時にカットしてしまう部分など、捨てるものを再活用。
りんご色はドライフルーツ用に削られたりんごの皮を使用。1日約640個分のりんごの皮が出ます。乾燥させ水分を飛ばした野菜は工場で粉末に。液状化させ、型に流し込み、じっくり冷やして固めることで完成です。
原料には、お米の油など全て食用のものを使うことで、子どもが口にしてしまっても安心だといいます。
野菜を乾燥させることで彩度が落ち、淡く落ち着いた色が特徴です。
開発した木村尚子さんは、野菜を使って何か作りたいと試作を繰り返し、捨てる野菜で作るクレヨンにたどりつきました。
mizuiro・木村さん「出荷するにあたってカットする部分ですとか、規格外のものが多く出ることは、農家さんからうかがっています。せっかくであれば、そういうところを活用した方が」
クレヨン作りを通して、廃棄を少しでも減らし続けていきたいということです。
【the SOCIAL viewより】