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河井案里議員の秘書 初公判で認否先延ばし

2020年4月20日 17:31
河井案里議員の秘書 初公判で認否先延ばし

去年の参議院選挙で、運動員に違法な報酬を支払ったとして起訴されている自民党の河井案里議員の、公設秘書の男の裁判が始まりました。弁護側は、起訴内容の「認否」を次回公判に先延ばししました。

「公職選挙法」違反の罪で起訴されているのは、河井案里議員の公設秘書・立道浩被告です。起訴状によると、去年7月の参院選で、所謂“ウグイス嬢”14人に法定の上限を超える報酬を含む計204万円を支払った疑いです。

20日、広島地裁で開かれた初公判で、検察側は、被告の参院選での役割について「ウグイス嬢をとりまとめる責任者だった」と指摘。更に、被告がウグイス嬢に対して、金額が空欄の2枚の領収書を用意するように指示していたと主張しました。

一方、弁護側は、起訴内容の認否を留保。来月19日の次回公判で認否を明らかにするとしました。