雲仙普賢岳 大火砕流からまもなく31年…被災現場で清掃活動
雲仙普賢岳の大火砕流から来月で31年となるのを前に、島原市の被災現場で清掃活動が行われました。
清掃活動には地元住民や消防団員などおよそ100人が参加しました。災害発生時、報道陣が取材拠点としていた「定点」は去年、被災した車両などが掘り起こされ、災害遺構として整備されました。
安中地区町内会連絡協議会・阿南達也会長「これからここを(災害の)学習の場として残していく、それを長い間続けるという気持ちを(多くの人に)持ってほしい」
「定点」周辺は通常、立ち入りが制限されていますが、大火砕流の発生から31年となる6月3日には一般にも開放されるということです。