“コロナ以外の患者”検査すると約6%陽性
慶応義塾大学病院は、新型コロナウイルス以外の患者をPCR検査したところ、約6%が陽性だったと発表しました。
慶応大学病院によりますと、今月19日までの1週間に、新型コロナウイルス以外の病気で新たに入院する患者や手術を受ける前の患者にPCR検査を行ったところ、67人中、5.97%にあたる4人が陽性だったということです。
慶応大学病院は、「病院外や市中で感染したと考えられ、地域での感染の状況を反映している可能性がある」としていて、今後も、病院の費用で、新規入院患者や全身麻酔手術を受ける患者全員のPCR検査を行うと発表しています。
全国の病院では、新型コロナウイルス以外の入院患者が、実は入院前に感染していて、ほかの患者やスタッフに感染が広がる例が相次ぎ、大きな問題となっています。