一部の悪質なホストクラブが、女性客に売春をさせるなどの事例が後を絶たないことから、警察庁は対策検討会を開きました。

31日、行われたのは、悪質なホストクラブへの対策を、有識者らが検討する会合です。

一部の悪質なホストクラブでは、高額な料金を女性客に請求し支払えないと、売春をさせたり、違法に風俗店で働かせたりすることなどが、問題となっています。

警察庁によりますと、今年に入って全国で86人を検挙していますが、依然として問題は解消されていないということです。

警察庁はすでに、全国の警察に悪質なホストクラブの取り締まりを強化するよう通達を出していますが、今回の検討会を踏まえ、風営法の改正も含めて、効果的な対策をスピード感をもってまとめていきたいとしています。