“賭けマージャン”黒川検事長の辞職承認
緊急事態宣言下で、新聞記者らと賭けマージャンをしていた東京高等検察庁の黒川弘務検事長について、22日の閣議で辞職が承認されました。
この問題は検察庁のナンバー2、黒川弘務東京高検検事長が緊急事態宣言下の今月1日と13日の2回にわたり、新聞社の記者らと賭けマージャンをしていたものです。
黒川検事長は21日、辞表を提出していましたが、22日の閣議で正式に辞職が承認されました。
森法務大臣「検察や行政に対する信頼を損ねたことに対して、法務大臣としておわびを申し上げるものでございます」
森法務大臣は謝罪するとともに、黒川検事長の定年を延長する閣議決定を求めた立場として、責任を痛感していると、自らの責任に言及しました。
また、安倍総理に自らの進退伺を出したところ慰留されたことを明かし、「検察の立て直しをしなければいけないという思いに至った」と述べました。
法務省による調査結果については、「公表するようにしたい」としています。