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大規模火災の「朝市通り」で一斉捜索続く 石川・輪島市 能登半島地震9日目

2024年1月9日 17:15
大規模火災の「朝市通り」で一斉捜索続く 石川・輪島市 能登半島地震9日目
能登半島地震の発生から9日で9日目です。地震直後に大規模な火災が起きた石川県輪島市の「輪島朝市」では、警察の一斉捜索が続けられています。中継です。

石川県輪島市の観光名所・朝市通りの火災現場です。現場では、火災から1週間以上が過ぎた今も、焦げ臭いにおいが漂う中、警察が150人を超える態勢で、さきほどまで大規模な捜索を行っていました。

元日に発生した地震で輪島市では、震度6強を観測。9日午後2時までに、81人の死亡が確認され、安否不明者は86人にのぼります。

この地震の直後に、輪島市河井町の朝市通りでは、大規模な火災が発生し、住宅などおよそ200棟が全焼、国土地理院によりますと、およそ4万8000平方メートルが焼失したとみられています。

火災の発生から9日目の9日、石川県警などは火災後、最大規模となる150人を超える態勢で、午後1時過ぎから、一斉捜索を開始しました。がれきを取り除き、遺留品などがないか、調べていましたが、午後3時ごろ、現場にはブルーシートがはられ、搬出が行われる様子が確認されました。

捜索を見守る女性「(Q:行方不明の人がいらっしゃる?)3人か4人いますよ。何か1つでも見つかればいいなと望みをかけて今ここに来た」

石川県警は今後、必要に応じて、捜索態勢の増員も検討するとしていて、被害の全容解明を進めることにしています。
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