関東甲信など梅雨入り 大雨災害への備えも
気象庁は先ほど、関東甲信などの「梅雨入り」を発表しました。本州のほとんどの地域で本格的な大雨シーズンを迎え、災害への備えが進められています。
気象庁は、九州北部と関東甲信、北陸・東北南部の「梅雨入り」を発表しました。東北北部や北海道を除き、本格的な大雨シーズンを迎えたことになります。
去年、台風による大雨で氾濫の危険が迫った埼玉と東京を流れる荒川では、河川事務所の職員が堤防の上を横一列に並んで歩き、亀裂やモグラの穴などがないかチェックするなど、水害への備えが進められています。
国交省 荒川下流河川事務所・辻勝浩副所長「荒川流域どこでも過去にないような雨が降る可能性があることをふまえ、新型コロナの心配がある中ではありますが、自治体から避難に関する情報が出されると思います。基本的にはそちらの方に従うようにしてください」
国は、避難所の密集を避けるため、安全な場所にある親戚や友人の家などに避難することも選択肢だとしています。