許可を得ずに有償で運送を行ういわゆる「白トラ」営業をしたとして、運送会社を経営する親子が逮捕されました。

警視庁によりますと、東京・瑞穂町の運送会社の経営者・諸井浩容疑者と息子の涼容疑者は、ことし1月から4月にかけて、国の許可を得ずに、料金を受け取って野菜などを運送した疑いがもたれています。

2人はもともと、許可を得て運送会社を経営していましたが、2021年に事業停止処分をうけたことから、別の会社を立ち上げて「白トラ」営業を始め、これまでに2億1300万円ほどを売り上げたとみられています。

調べに対し、浩容疑者は容疑を認め、涼容疑者は「経営には携わってない」と容疑を一部否認しているということです。

また浩容疑者は、酒気帯び運転で免許停止中にもかかわらず、トラックを運転していたということです。