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受験者数は10年前の3分の2 警察官志望の学生増やすため、現役警察官が採用イベントに登場 警視庁

2024年7月26日 15:39
受験者数は10年前の3分の2 警察官志望の学生増やすため、現役警察官が採用イベントに登場 警視庁

10年前に比べて、受験者数が約3分の2となっている警視庁の採用試験。SPや、白バイ部隊に所属する現役警察官が学生の前で訓練を行い、受験を呼びかけました。

26日、東京・府中市の警察学校で行われた警視庁の採用イベントには、約120人の高校生・大学生が参加しました。

警視庁によりますと、昨年度の採用試験の受験者数は約9700人と、10年前の約1万6000人から3分の2程度まで落ち込んでいるということです。

こうした状況を受け、この日のイベントでは、警察の仕事に関心を持ってもらおうと、学生の前で、SPによる要人警護の訓練や、白バイ部隊の訓練が行われたほか、レスキュー部隊の隊員が建物から降下したり、救助者を搬送したりする訓練も行われました。

また、参加者は警察学校の生徒らと昼食をともにして、採用後に入校することになる警察学校の生活も体験しました。

警視庁警察学校の元國浩副校長は「みなさんに自分の目で警察官を見ていただき、警視庁の魅力を少しでも感じていただければと思う」としています。