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気象庁「浸水や土砂災害に最大級の警戒を」

2020年7月8日 10:39
気象庁「浸水や土砂災害に最大級の警戒を」

気象庁は8日朝、「これまでに経験がないような大雨になっている」として、岐阜県と長野県に「警戒レベル5」にあたる大雨特別警報を発表しました。気象庁は、川の氾濫による浸水や土砂災害に最大級の警戒をするよう呼びかけています。

気象庁は8日午前6時半すぎ、岐阜県と長野県に「警戒レベル5」の大雨特別警報を出しました。岐阜県の下呂市などでは降り始めからの総雨量が700ミリを超えている所があります。

気象庁は、山深い地域で集中豪雨が発生したため、特に土砂災害や中小河川の氾濫による浸水に最大級の警戒を続けるよう呼びかけています。また、岐阜と長野の県境に近い地域では、4月から断続的に続く地震で地盤が緩んでおり、特に、土砂災害が発生しやすくなっているということです。

記録的な大雨をもたらしている梅雨前線は、10日ごろにかけて日本付近に停滞する見込みで、気象庁は、西日本から東日本の広い範囲で大雨災害に厳重に警戒するよう呼びかけています。

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