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気象庁“特別警報待つことなく早め避難を”

2020年7月28日 13:48
気象庁“特別警報待つことなく早め避難を”

活発な梅雨前線によって、東北や新潟を中心に、大雨が降り続いています。気象庁は、「今後の降り方次第では、大雨特別警報を出す可能性がある」として、特別警報の発表を待つことなく、早めに避難するよう呼びかけています。

気象庁「雨のこれからの降り方次第によっては、場所はわかりませんけども、特別警報の可能性もある。自治体が出す避難情報等にそって、早め早めに行動を取っていただければ」

気象庁は、「雨に弱い東北地方の日本海側や北陸では、比較的少ない雨でも災害が発生する恐れがあり、大雨特別警報の基準を低く設定している」とした上で、今後の降り方次第で、「命の危険」を示す警戒レベル5の大雨特別警報を出す可能性があると言及しました。

東北や北陸の大雨のピークは、これから28日夜にかけての見込みです。気象庁は、警戒レベル5の特別警報が出てからの避難は「手遅れ」だとして、警戒レベル4の避難勧告が出された段階で、早めに避難するよう求めています。