関東甲信や東海では、11日明け方にかけて内陸を中心に大雪となるでしょう。交通機関への影響が心配されます。

■大雪に警戒（10日）

東海道沖に低気圧が発生しました。発達しながら関東の南を進むでしょう。低気圧や寒気の影響で、関東甲信や東海では、11日明け方にかけて雪や雨になるでしょう。積雪や路面凍結による交通障害に警戒が必要です。

関東南部では雨の降っているところもありますが、気温が低下すると雪に変わる可能性もあります。空気が湿っている場合、大粒の雪になり、短時間で積雪が増えることもあるので、ノーマルタイヤでの運転は控えた方がよいでしょう。

【予想降雪量・10日午前6時～11日午前6時・多いところ】
東京地方
23区：5センチ、
多摩北部・南部：8センチ
多摩西部：15センチ

神奈川県
東部・西部の平地：8センチ
西部の山地：15センチ

千葉県
北西部：5センチ
北東部・南部：1センチ

埼玉県
南部・北部：8センチ
秩父：20センチ

茨城県
北部：7センチ
南部：5センチ

栃木県
平地：7センチ
南部の山地：15センチ
北部の山地：20センチ

群馬県
平地：10センチ
南部の山地：20センチ
北部の山地：25センチ

山梨県
中北・峡東の盆地：15センチ
中北・峡東の山地、峡南、東部、富士五湖：30センチ

長野県
北部：20センチ
中部：25センチ
南部：25センチ

静岡県
東部・伊豆の平地：5センチ
西部の山地：15センチ
中部・東部・伊豆の山地：20センチ

■全国天気（10日）

西日本の太平洋側では、午前中に雨や雪のところがありますが、午後は次第に晴れてくる見込みです。東海は夕方にかけて雨や雪になるでしょう。

関東甲信は11日明け方にかけて雪や雨となり、大雪のおそれがあります。

東北南部太平洋側は、昼過ぎから雪が降り出すところがあるでしょう。北陸や東北の日本海側は雲の多い天気で、北陸では午後から雪のところがありそうです。

北海道は晴れる見込みです。

■全国予想気温（10日）

西日本では10℃以上となる見込みですが、本州の太平洋側では気温が上がらず、厳しい寒さとなりそうです。

【日中の予想最高気温（前日差）季節感覚】
札幌　0℃（±0）平年並み
仙台　2℃（-5）真冬
新潟　5℃（-1）真冬
東京　4℃（-7）真冬
名古屋5℃（-7）真冬
大阪　10℃（-1）平年並み
福岡　12℃（-1）2月中旬

■連休後半に再び雪のところも

11日（金）には、東海や関東など太平洋側の天気もいったんは回復していく見込みです。なお、13日（日）から14日（月）にかけては、低気圧の影響で、東海や関東で再び雪になる可能性があります。

連休中は新しい情報を確認するようにしましょう。